カントリーエレベーターとは
カントリーエレベーターの発祥はアメリカ合衆国で、穀物の貯蔵施設の一種のことを指します。
大きなサイロと穀物搬入用のエレベーター、そして穀物の乾燥施設と調整施設などから形成されています。
主に広大な敷地がある田舎に作られることがほとんどなので田舎にあるエレベーターという意味で名前が付けられました。
日本でカントリーエレベーターが導入されたのは1964年が始まりで、当時の農林水産省がアメリカ合衆国のモデル事業として日本各地に施設を導入しました。
各農家から集められた穀物を一箇所に集約して乾燥・調整が行なえることから農家の労働環境改善に大いに役立ちました。
貯蔵する穀物は、アメリカ合衆国は小麦・トウモロコシ・豆などに対し日本は米が主流という特徴があります。